■ 焼しめの器 (窖窯 無釉)

 焼締の作品は山梨県南アルプス市の「呂久呂屋」専用の窖窯で焚かれます。釉薬を掛けずに良質の赤松と雑木とを使い分けながら、5日4晩炊き通し人為では到底成し得ない窯の力が窯変を生します。
 薪の灰のかかり具合や解け具合に土味が加わり器の表面に幾種類もの複雑で変化にとんだ、また美しい景色が現れ
観るものを飽きさせません。そこには大自然の持つ不思議で神秘的な力の存在があります。




 窖窯の窯の入り口が開き、器との初対面

 
■ 今月(2013/7/8)の窯開け

最近の窯を開けたところです。
この時は信楽の土ではなく越前の土を使い、薪を雑木だけで焼きました。
越前の土味と雑木の灰が溶け、青黒くシックな色合いに出来上がりました。
手前の白っぽく見えるところは雑木の灰に埋もれた部分で「灰かぶり」という、また異なった雰囲気を楽しめる希少な部分です。
呂久呂屋の窖窯と登り窯では、信楽だけでは無く
いろいろな土に挑戦します。焚きかたにも新しい試みを加え、新しい焼き物作りの探求に終わりはありません。
 



■ 呂久呂屋の焼しめの作品 (窖窯 無釉)

    一点ものため売約済みの場合があります。お電話でお尋ね下さい。

       
花器灰被り1-1  灰被り壺1-2  灰被り徳利1-3  灰被り徳利1-4 
       
 水差し2-1 壺2-2  灰被り壺2-3  緋色壺2-4 


 

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